ホリデー・アラウンド・ザ・ワールド
1.
今日は朝いちばん早いシフトだったけど、出勤前に休憩室で先輩が「しじみのチカラ」くれたから頑張れた…やさしい…
一日が早く過ぎて幸せでした。
---
2.
今日は遅番でした!長い~無理~ってなった。
「日本人のプロ」についてたくさん考えた。日本人のプロってなんだ??
ついに始まったholidays around the world 。パスポート風のブックレットに各国でスタンプを押してあげるサービスがあるのだが…
事件が起きた…!
スタンプが欲しいひとたちが多く、スタンプのためだけに10人近く並んでしまって、ペタペタ流れ作業になってしまっていた私。
4歳くらいの男の子にスタンプ(だるま)を押したとき、力が弱かったのか、片目がちゃんとうつらなかった。でもまだまだ人が並んでいたので、私は「ありがとうございました!」とパスポートを返した。次の人、次の人…とひたすらスタンプを押し、ひと段落したそのとき。
男の子と、お父さんが私の視界に入った。
「このスタンプ、もう一回押してあげてくれる…?」
と言われそちらを見ると、なんとさっきの男の子が静かに涙を流していた…!!!
もう、本当に、ごめんなさい。
ものすごく楽しみにしてくれてたんだね、スタンプ…。
テキトーに押して本当にごめんね…。
私は彼の名前を聞き、ひらがなで表記し、「めりーくりすます」と、ツリーも書いてごめんねごめんねって謝りながら渡したら笑顔になってくれたから安心した。
でも本当に申し訳なかった。私、何をやってしまったんだ。
私はいま、多くの人の「一生に一度」を支え飾る仕事についているのに、ただスタンプを押すからと、流れ作業で行っていいものなの?いいわけねーだろ!
スタンプひとつひとつも、一生に一度!と思いながら押そうと誓いました。私はWDWで働いているキャストなんだよ、それくらいしないと…。もうほんとバカ、ほんとごめんね。
ちょっと就活メモ。
とにかく研究熱心で探求心がある私。WDW内でどこに何が売っているか、この店にないものはほかのどの店に売っているのか(例・電池)とかを気にして生きるようになった。
すべてを知っているのといないのでは接客が全く違ってくる。エプコット、そして4パーク、ホテル、リゾートすべてを知っているからこその提案ができる場面はたくさんあるはず。それはどこの場所でも同じはず。
後輩を育てたいという思いもある。ウォルトの信念。上に立つ役職も目指したい。
日本人のプロ、接客のプロ。
ボランティアではない。日本語でお客様のお名前をただ書くのではボランティア。商品を売ってこそのもの。
自分からお声掛けする。
台車を使うときは安全に気を配る。
自分の小さな手間や知識で全く違った接客ができる。
年パス者、一生にいちどの人、それぞれに合った対応、それぞれが主役。
ハネムーン、家族旅行、友人との旅行…
日本以上に日本を感じられる空間とすること。
そして日本人にほっとしてもらえる空間を作り出すのがしごとでもある。
私がいる日本館、ここは、日本!
---
3.
今日も遅番。長かった…
明日はオフ!!
※過去の記録です。現在の話ではありません。