5連勤とボランティアと仕事とI LOVE YOU TOO
五連勤のはじまり!ジュニア研修でやる気が出ちゃったよ~。
「私たちは日本人のプロであり、接客のプロ。商品を売るのが仕事。ただ配るのはボランティア。」
きっと前に行きたかった会社の最終面接での私に足りなかったのはこれだ。ただ人に親切にしたいならボランティアしとけよほんとに。
毎日予算が発表されて、前日の売り上げが通達されて…
予算を達成したらお菓子が出て…
私たちは百貨店で働いてる。
売り上げを達成することが私たちの役割。日本文化の紹介が私たちの使命。
先日、マネージャーさんがディズニープリンセスの折り紙を持ってきて、「プリンセスに名前を日本語で書いて渡してあげてね」って言っていたから、言われた通りにやっていたんだ。来る子ども来る子どもになんとなく渡していた。
そしたら「エプコロちゃん、ちょっと。」と止められたんだ。
エプコロちゃんがやっているそれはボランティアだと。
私たちは日本人のプロであり接客のプロだから、タダで配るのは違うと言われたんだ。
その通りなんだ。目が覚めたんだ。
私たちは文化交流のビザで来ているけど、それ以前に三越という百貨店の契約社員なんだ。ただ文化を伝えたいのならボランティアでもやっていればいいんだよ。
売り上げにつながる会話(つまりセールストーク)をしつつ渡すのと、ただホイホイ渡すのとは全然違う。
私って甘かったんだな~って思いました。
ボランティアの志を最終面接で発言したらそりゃだめですわ。もう生まれ変わりたいまじで。
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今日は小さい女の子がシールを4枚持ってて、見せてくれたから「かわいいね~!」って言ったら私に1枚くれた…めっちゃ感動した…
胸に貼って、その子に見せようと思ったら無くなってて(あとから気づいたけど袖についてた)「あれっ!?ない?!」ってその子の前で慌ててたら、なんともう一枚ペタって貼ってくれた…。かわいすぎた…。
なんか私はキャストとしてゲストに与える側だけど、ほんと私が行ってるこんなことの何が嬉しいんだろ私って本当に必要か?ってたまに思ったりするけど、受け取ると本当にうれしいものばっかりだよねって再確認した。
関係ないけどゲストに質問されて私が答えたあと、ほかの人のところで同じ質問をしているのを見るとまじでショック。英語へたでごめんね、伝わらなくてごめんね、帰りたい~日本帰りたい。
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今日はお店にベジータが来ました(?)
男の子「ドラゴンボール読んだことある?」
エプコロ「あるよ!」
男の子「実は僕、ベジータなんだ。」
エプコロ「えっ」
男の子「いま強くなるために一生懸命努力しているんだ。最大のライバルはカカロットで…」
エプコロ「そうなんだ。私の一番好きなキャラはベジータだよ!」
男の子「そうなんだ!ありがとう。僕からベジータ感じた?」
エプコロ「う、うん」
男の子「いまドラゴンボールを探しているんだ。どこにあるか知らない?」
エプコロ「たぶん夜の花火の時に湖の真ん中にあるやつがそうじゃないかな?」
男の子「そうなんだ!ありがとう!カウンターが近くに戦闘能力が高いやつがいると言っている…ではさらば!」
という感じだった。そのあとまた話しかけられて話して彼がすでに3つのドラゴンボールを見つけていることも発覚した。背は高いけどたぶんティーン。
なんというか…私はいま本当にそういう場所にいるんだなあと思いますね。人々がここでなら夢をかなえることが許されると思っている場所で。
きっと彼はここでならこの話が伝わるんだと思ったんだろうし、ここでなら!と思ってくれたんだと思うんだよね、本当に。
夢がかなう場所、WDW。
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2日間の記憶があまりありません…働いた!
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今日はいろんなことがありました。5連勤最終日だから感じられたこともたくさんあったかな?
今日は日系の方々がたくさんいらしてた。日本語で接客するのって本当に楽しいなあ…(なんで来たんだよ)
おばさんがゼルダの柄が気に入ったらしくてスカーフを買っていた。作り変えるらしい。おばさん、それはゼルダだよ。
レジやってたら横から視線を感じて、これは割り込みで質問されるやつだ!だめだだめだ、目を合わせてはいけない…!と思っていたんだけど、
チラっと見たらおじさんが折り紙で作った犬(?)の口をパクパクさせながら「ご苦労さん!」と言ってくれた。
なんなんだ…感動する…!!
私はゲストに折り紙とかあげる立場の人間なわけだけど、こんなもんもらって本当に嬉しいんかいな?とかつい考えちゃうけど…めっちゃうれしいね。
こんなことがあるならいくらでもレジやるよってくらいうれしいね。
なんかTHANK YOUよりI APPLICIATEがうれしいんだけど、本当に認められた!と思えるからなんだろうね。人は、認められたいんだよ…そして感謝とはその人の行いを認めることなのだ…。
今日はベジータがマリオになってやってきた。な…なにを言っているのかわかんねーかもしれないが、ありのままを話すぜ!
数日前に僕はベジータだと言っていた少年が今日はマリオの格好で来店したのだ。私はレジだったので話しかけられなかったけど、聞こえてきた声ですぐに彼だとわかりました…
お話しした同僚曰く、「僕は実はマリオなんだ」「君はプリンセス?」「プリンセスを探しているんだ!どこにいるか知らない?」といった旨の話をされたらしい。手口一緒じゃねえかよ。ワンパターンかよ。
彼が年パス保持者なのか、それとも短い滞在の最後にもう一度!と一張羅できてくれたのかとても気になります。今度「僕はリンク!」とか言って現れるかもしれないな。
今日も今日とてパスポートにスタンプを押していたのですが、時間があったときにいつものように「めりぃ くりすます」って書いて、
50歳くらい?のおじさんに「これはね…」って言ったら「I KNOW, IKNOW!」って言われてえっ?ってなったら「I LOVE YOU TOO!」って言われました。まじで爆笑した。ギャグセンス高すぎな。
楽しい一日でした。
※過去の記録です。現在の話ではありません