エプコロのCRプログラム日記

フロリダのウォルトディズニーワールドで働いた記録

プエルト・リコ 旅行 Day1 バイオベイツアー

朝…というか夜中3時半に起きて準備してチャタムへ…!
と思ってAバスに乗ったのに、なぜかビスタへ。そのせいで同期と入れ違いになって、また違うバスに乗ってチャタムに行き時間のロスが発生、チャタムからウーバーに乗れたのが5時ごろ。

5時25分頃、MCO空港になんとか到着できたけど、チェックイン時に「まもなく搭乗を締め切ります」って表示された上に、保安検査は長蛇の列…。

もう、飛行機に乗れないかもしれない。そう思いました。

でも前日の事件でめちゃくちゃテンション下がってたから、まあ乗れなくてもゆっくり休日過ごせるからいいか…と思った。笑

だがしかし!列の進みが意外と早く、なんと35分には列を抜けれた!ドアクローズまであと10分…!急いでモノレールに乗りターミナルへ。
間に合ったー!乗れたー!!ということで無事にプエルトリコへ出発!!もうほんと乗れないことを覚悟してたからそれだけで満足した。この旅はもう成功したよ…。

出発して飲み物のために起きたけどあとは寝ていて、気づいたら到着していた。

到着後空港のトイレで化粧して、いざ市内へ!オールドサンファンの大聖堂からスタート。

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大聖堂

うん、マカオに似てる!(爆笑)こんだけ世界うろうろしてると(まだまだですけど)割とパターン化はしてくるよね。(※マカオは元ポルトガル領、プエルトリコは元スペイン領)

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マカオ感

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やはりマカオ感

海がよく見えて、めっちゃ暑くて、南の島だ~!って思った。

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南の島だ~!

テキトーに散策して、インフォメーションセンターへ。
なんと今夜のバイオベイツアーに空席があるとのこと!もうこちらも完全に諦めていたのでテンション急上昇。なんだなんだツイてるぞ!!持っとるのお…。

喜びつつ、準備するため水を買ってホテルに向かった。1時間くらい歩いたよ。暑かったよ。

なんとまあホテルも海の隣!!もはや海の中にあるってくらい海だったわ。ありがとうホテルを教えてくれた先輩。そして先輩の言っていた通り蚊だらけ。ありがとう先輩。

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ホテル立地

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ホテル一歩出たら海


海で記念撮影をしてWi-Fiを使いつつ迎えを待つ。

16時過ぎ、迎えが来た!バイオベイツアースタート。

もともと先輩たちに言われるまで全く知らなかったけど、「バイオベイツアー」とは夜光虫を見に行くツアー。
世界で7か所?くらいしかバイオベイは見れないらしく、さらにその内の5か所?はプエルトリコらしい。
つまり、プエルトリコに来てバイオベイを見ないことは罪。しかも世界8大不思議?らしい。
写真を見たら私もなんとなく知ってました。あれだ、FF10の世界。(※聖なる泉)あとはグッドダイナソーの世界や…

ワクワクして乗り込んだバス、爆睡でした。2時間バスに揺られ(たぶん)離島に到着。もうあたりはいつの間にか真っ暗!

受付を済ませ、「荷物は全部バスに置け!」と言う指示にめっちゃ不安になりながら(警戒心が強すぎる)ライフジャケットを着て説明を聞く。右左をそろえてパドルを漕げ、体は前後に傾けてもいいけど左右には絶対に傾けるな…などなど。

カヤックに乗り込み、ついに出発!周りの人たち、毎週カヤック乗ってんじゃね?趣味なんじゃん??ってくらい漕ぐのが上手くて焦る焦る。うまく進まない私たち…

右に行きすぎ、左に行きすぎ…。

インストラクターがたまに叫ぶ「STAY SINGLE LINE YOKAHU~!!」「STAY IN YOU'RE RIGHT YOKAHU~~!!」にめっちゃツボりながらも、一列になんかなれるわけねーだろ(怒)と思っていました。(※みんなはなぜか一列になれているんだよ。不思議だね)

始まって10~15分くらいかな?湖からマングローブの茂みに入って、「リアルジャングルクルーズだね」な~んて話をして、少し経ったときに事件が起きた。
相変わらず右に行きすぎ、左に行きすぎとしていた私たち、ついに右に本当に行き過ぎてマングローブに激突。私の頭にマングローブがかなり強くヒットしてあまりの痛さに私は左に少し傾いた。

その瞬間カヤックは大きく傾き私は暗闇のなかに 落  ち  た

死んだかと思いました。昨日彼氏とケンカしたときに強く死にたいと願ったから神様が死を与えたのかと思った。

川?海?はかなり温かくて意外と快適だったけど、なにも明かりがなく真っ暗なジャングルの中、ひとり水に落ちたというのは本当にびっくりしたし恐怖を感じた。
いつもジャングルクルーズ乗ってるときに「落ちたらどうしよう…」って思ってたし、カリブの海賊乗ってるときも「落ちたらどうなるんだろう…」って考えてたけど、それが現実になったよ。落ちたら、こうなるんだね。

足は全くつかないけどライフジャケットのおかげで浮いていた&同期がマングローブにつかまりカヤックを支えてくれていたので、カヤックにしがみついてたら、すぐにインストラクターの人が来てくれた。
真っ暗ななか懐中電灯でルパンのように照らされた私をうまいこと抱え上げてくれて、なんとかカヤックに戻れた。当たり前だけど私はビショビショになった笑。

命の恩人のインストラクターはホセと名乗り、なんと自分のカヤックと私たちのカヤックをつなげてくれた!!!!私たちは漕がなくても安心して進めることになったのだ(爆笑)

女二人でかなり落ちこぼれだと思ってたら、本当に落ちたもんね。どう考えてもほっといたら遭難するもんね…。(実際、本当に帰れるのかかなり疑問は感じていた)

結果、安心してツアーを楽しめることが保証されてめっちゃウキウキになりました。落ちてみるもんだな。

ホセは私たち(お荷物)を繋いでいるなんてまったく思えないスピードでガンガン進んで行くもんで驚いた。途中遅れを取っていた男女カップルもつないで3組になっても全くスピードは衰えなかった。(その後カップルは切り離されてた。)

そうこうしているうちに(すべてホセのおかげで)湖に到着。
夜光虫キラキラ…キラキラ…まあイメージ映像ほどのキラキラはなかったけど、割とキラキラしてました。あと星が素晴らしかった。これが満点の星ってやつか、と。空がまああるくて…「なにこれ…星がありすぎてつなげられないよ!」(by姫ちゃん)って感じでした。ウソみたいだった。

世界にこんな場所があること、ここに私がいること、私が生きていること、さっき落ちたこと、すべてが現実だなんて、人生はなんて面白いんだと思った。

ホセは夜光虫を手に取らせてくれたり、とにかく楽しませてくれた。その後の帰りも「STAY IN YOUR RIGHT YOKAHU~~!!!」は続いて毎回笑いそうになったけど…。

行きも帰りも同じ道を通るため、たくさんのツアー会社があるから常に右側通行厳守なようでした。

帰りもホセ任せで帰りながら雑談と非日常を楽しみ、あっという間にもとの場所へ…。

ホセは最後まで手をとっておろしてくれて、「THANK YOU FOR COMING.」と言って去っていった。いや、こっちがTHANK YOUだよ…何言ってるんだよホセ…!!と心の底からホセにチップを払いたいと思った。チップって、こういうことなんだね(でも払ってません)

帰りのバスも爆睡して、ホテル着後はウォルグリーンでクッキー買って海辺で食べました(節約)。

同期が「普段、彼氏に一切カヤックの腕とか求めないけど、もしヨカフに参加して彼氏がめっちゃ下手だったら幻滅するな。」って言ったから爆笑した。たしかに、もし彼氏が転覆したら恋も冷めるよな…。代わりにホセに恋してしまうわ。

 

そんなこんなで寝ました。なんと充実した一日だったのでしょうか。

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ありがとうヨカフ、ありがとうホセ



※過去の記録です。現在の話ではありません。